鎧行列とは… いわれ

 鎌倉時代中期(約750年前)、足利尊氏をさかのぼる4代前の足利泰氏が坂東武者500騎を鑁阿寺(ばんなじ)楼門へ勢揃いさせたのが始まりだといわれています。

 当時、500騎もの武者を集結させたのは、相当なことで、一族の結束を図るためともいわれ、また、勢力の誇示でもありました。その光景は圧巻であったと思われます。

 このような故事にならい、大正4年、市内繊維業者を中心とした有志により行列として復活、令和4年で107回目を迎えます。(途中、昭和12年から26年まで休止)